日本の麻生外相は9日、参議院予算委員会で自民党議員の質問に答えた際、中国の台湾を再び「国家」と呼びました。
日本のメディアの報道によりますと、麻生外相は台湾問題に触れた際、「民主主義がかなり成熟し、自由主義経済を信奉し、法治国家でもある。いろんな意味で、日本とも価値観を共有している国だ」と述べました。
中日政府が1972年に発表した『中日共同コミュニケ』によりますと、日本政府は台湾が中華人民共和国の不可分の一部であるという中国政府の立場を十分に理解、尊重し、中華人民共和国政府は中国唯一の合法政府だと認めています。日本の外相として、麻生氏は公然と『中日共同コミュニケ』に背く発言をしたことになり、中国内政への乱暴な干渉だと見られています。
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