レバノンの親シリア派と反シリア派は2日、首都・ベイルードで全国対話会議を開き、レベノンが直面している政治危機を解決することを目指しています。会議は一週間の予定です。
今回の会議はこの10数年来、始めて開かれる各党派指導者が参加するハイレベル全国対話会議です。会議はレベノンとシリアの関係やレバノンとハリリ元首相暗殺事件を調べていた国連の国際独立調査委員会との協力、それにレバノンのラフード大統領の任期、ヒズボラの武装解除問題などについて討議を行っています。
当日、国連のアナン事務総長は声明を発表し、レバノンの各党派が催した全国対話会議に歓迎の意を表し、会議の成果がレバノンの政局安定を進めることを期待しているとの考えを表明しました。
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