レバノンのサローハ外相は7日、ベイルートで声明を発表し、「レバノンに駐在する外国の外交使節団や外国人の安全保護を強化していく」というレバノン政府の姿勢を強調しました。
サローハ外相はこの中で、外交使節団や外国人、それにその財産を襲撃し、侵犯する野蛮な行為を非難し、ベイルートのデンマーク大使館を焼き払う事件を非難した上で、「こうした野蛮な行為はイスラム教の教義に背くものであり、イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜する諷刺画を掲載したことに対し、平和的な抗議を行なうという最初の趣旨に背くものである」と述べました。
一方、サローハ外相は諷刺画の掲載を非難し、適切な措置を講じてこの深刻な結果に対処するよう、デンマーク政府に呼びかけました。
|