世界銀行の提唱により、国務院扶貧(貧困扶助)弁公室や民政部などが実施する、開発企画の公開コンペティション「中国ディベロップメント・マーケットプレイス2006」の選考結果が24日、北京で発表された。民間組織の事業30件が計65万ドル余りの助成金を獲得した。甘粛省臨夏回族自治州和政県大坪学校の発案した、羊の飼育による就学援助事業をはじめ、革新的な貧困扶助事業に、最高3万ドルの助成金が贈られる。
同コンペは革新の支持、サービスの拡大、貧困層の支援がテーマ。女性・子ども・身体障害者など社会的弱者への保障、少数民族の貧困削減などに関する事業が選考対象だ。
世界銀行の「ディベロップメント・マーケットプレイス」は1998年に始まり、これまでに世界70数カ国のプロジェクト1千件以上に、計4千万ドルの助成金を提供。中国では、トン(丹に彡)程化工有限公司、アジア開発銀行、フォード基金など数十の機関・企業から支援を受けている。(編集NA)
「人民網日本語版」
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