世界銀行は9日北京で、報告を発表し、中国経済は今年、引き続き比較的速いスピードで伸び、GDPの年間伸び率が9.2%に達する見込みだとしています。
この報告は「現在、輸出貿易は中国経済の成長に対する影響はマイナスとなっている。今年の経済成長は主に、工業発展と投資の増加に頼る。このほか、中国は去年7月、人民元の為替レートの形成メカニズムを調整し、経済発展の安定性を強化している」と分析した上で、GDPに占めるサービス業の割合を高めるべきだと提案しています。
中国政府が発表したデータによりますと、中国のGDPは2005年、前年を9.9%上回る18兆元に達したということです。
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