中国作家協会は近く「中国当代文学百部逸品翻訳紹介プロジェクト」をスタートさせ、より多くの当代文学作品の「海外進出」を推進する。このほど上海市で開催された同協会の第6期全国委員会第6回全体会議で明らかになった。
同協会によると、中国当代文学作品の海外普及の現状は理想的とはいえず、贈答品として海外に贈られるケースが多い。主な原因として、翻訳水準の低さやPR不足が挙げられる。同協会の雷達委員は「より多くの作品が世界に普及することを願う。中国文学は海外で理解されておらず、ごく少数の、あまり優秀とはいえない作品が知られているだけだ」と話す。
こうした状況を改善するため、同協会は中国当代文学作品から優秀作品100編を選び、計画的に翻訳を進め、海外の出版社や関連機関へのPR活動を行う。また文学翻訳者や編集者の育成に力を入れる。(編集KS)
「人民網日本語版」
|