上海銀行業監督管理局の最新の統計データによると、国内・外資系商業銀行はすでに上海で合計30のオペレーションセンターを開設している。
現在、上海に開設されているオペレーションセンターは、クレジットカード、資金取引、データバンクを主とし、中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行及び交通銀行のオペレーションセンターのほとんどは上海に定着している。一部の株式制商業銀行、例えば興業銀行、招商銀行などは既存のオペレーションセンターとは別に、新しいタイプのオペレーションセンターを上海に移設する予定で、その他の国内・外資系株式制商業銀行も上海でのオペレーションセンター開設を積極的に検討しているという。
金融業界関係筋は、商業銀行のオペレーションセンターの上海へのシフトはここ2年の上海国際金融センター整備過程における重要な特徴で、中国金融市場発展の必然的な傾向でもあり、中国商業銀行の体制改革を促す上で、極めて大きな役割を果たしていると見ている。
「チャイナネット」
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