イラクの警察当局によりますと、イラクの首都・バグダッド市の中心部にある市場で21日自動車爆弾が爆発し、少なくとも21人が死亡し、25人がけがをしました。
爆発は当日午後5時20分前後に起きたもので、当面、この事件についての犯行声明は出ていません。
イラクの治安情勢は去年の12月の議会選挙後、ずっと不安定な状態にあり、21日にも、移民問題担当閣僚であるジャッファル氏の車隊がバグダッド東部の道路を通っていたところ、道端に仕掛けてあった爆弾が爆発しており、またその先日の20日には、イラク各地で爆弾襲撃が三回発生し、19人が死亡したということです。
|