イラン最高国家安全保障委員会のタシュ事務次長は21日モスクワで、ロシアでのウラン濃縮合弁企業設置についてロシアと合意する可能性を示唆しました。
イランとロシアは20日からモスクワでイラン核問題について会談を行いましたが、イラン側の代表であるタシュ事務次長は21日の会談後記者会見し、「今回会談は積極的で建設的なものがあった」と評価し、双方がウラン濃縮合弁企業設置の基本的枠組みについて一応合意に達したことを明らかにしました。
同日、ロシア外務省は声明を発表し、IAEA・国際原子力機関と全面的に協力するようイランに再び呼びかけるとともに、「ロシアとイランは会談で、ロシアの提案について引き続き協議していくを行く」と述べました。
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