イスラエルのオルメルト首相代行は19日、「イスラエルはイスラム原理主義組織ハマスをはじめとするパレスチナの新政権と接触しない。同時に、パレスチナへの税収送金を停止するつもりだ」と述べました。
オルメルト首相代行は当日、内閣会議で、「イスラエルは、ハマスを主とするパレスチナ自治政府が『テロリズムを支持する政府』となる可能性があると見ており、それと交渉しない」と語りました。
当日夜、パレスチナ自治政府のアッバス議長はガザで、「イスラエル政府がパレスチナへの経済制裁を決めた目的は『一方的行動』を実施するためだ。パレスチナはイスラエルのこの決定を非難する」と述べました。また、パレスチナ首相候補に指名されたハマスの指導者ハニヤ氏も当日、「パレスチナは決してイスラエルの制裁に屈服しない」と表明しました。
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