21日付けの新聞『人民日報』によりますと、台湾航空会社は、72時間の休日チャーター便をテスト通航し、今後両岸の『一日生活圏』を形成しようと提案しました。
台湾の長栄航空の林宝水取締役はこのほど、72時間の休日チャーター機という構想を提案し、「これを利用すれば、台湾のビジネスマンは金曜日の夕方から、次の月曜日の午前中まで、約72時間を利用して両岸を往復することができる。これは台湾ビジネスマンにとって生活上、そして業務上非常に便利である」と語りました。
林宝水取締役は更に、「大陸に投資している台湾ビジネスマンはますます増えており、両岸の直航便は当然必要だ。今後、直航便が実現し、『一日生活圏』が確立すれば、台湾ビジネスマンは午前中大陸で仕事し、夜台湾に戻ることができる」と語りました。
台湾の中華航空は「両岸の全面的な直航が実現する前に、休日のチャーター便直航を促進し、実際のニーズを見ながら最適なやり方を探り出す」としています。
両岸の全面的な直航便の運航は海峡両岸人民と航空業者の夢でもありますが、台湾当局の阻止によって未だに実現していません。2005年、2006年の春節チャーター便の実施によって、台湾島内では直航便運航を望む声が高まっています。
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