フランス農業省は18日夜、「これまでの検査の結果、このほどアン県で発見した死んだ野生のカモがH5N1型高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認された」と発表しましたが、フランスでH5N1ウイルスが検出されたのはこれが初めてです。
このカモは13日アン県で発見されたものですが、いまその周辺の半径3キロの地域はすでに隔離され、10キロ以内の野生動物は厳しく監視されています。また、フランス政府はすでに措置を講じて家禽と野鳥との接触を減らすよう飼育者に要求すると同時に、大西洋沿岸地区の家禽にワクチンを接種することにしています。
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