アメリカの新聞、「ニューヨークタイムズ」は13日社説を発表し、「第二次世界大戦中における日本軍国主義、植民地支配、戦争犯罪行為に関する日本の麻生太郎外相の扇動的発言は、誠実さ賢明さも伺えない」と批判しています。
社説は、「中国の軍備拡大は日本への『巨大な脅威』と発現した麻生外相の言論は、悪化している両国関係に火を付けた」と指摘した上で、最近、中国が日本に脅威を与えたようなことがないことは、多くの国々に知られているとし、麻生外相の外交センスは彼の歴史認識と同様にレベルが低いものだと強調しました。