日本社民党の第10回定期党大会は11日東京で「社民党宣言」を採択しました。この宣言は、現在の自衛隊は「違憲状態」にあると指摘し、「非武装の日本を目指す」としています。
宣言は、自衛隊の規模を縮小させ、それを国境の警備や、災害救助、国際協力などの任務を担当する組織に改造し、「非武装の日本を目指す」と主張しました。
また、日米安保条約について、宣言は、この条約を最終的に平和友好条約に変え、日本駐留の米軍基地の整頓、縮小、撤退を促すことに努力すべきであると主張しています。
社民党は11日から二日間にわたる第10回代表大会を開いています。会議では、新しい指導者グループが選出されるほか、今後二年間の活動方針も決められるとのことです。(02/11)
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