11日付けの「朝日新聞」は「外交がとても心配だ」と題する社説を発表し、「首相の靖国神社参拝にからんで、『天皇陛下の参拝が一番』と発言したのに続き、軽率に過ぎないか。日本外交を麻生氏に委ねるのは、極めて心配だ」としています。
この社説はまた「日本政府は植民地支配を反省し、謝罪を表明している。小泉首相も昨年8月の首相談話で明快に語った。この政府の見解を繰り返し説明し、理解を得る努力をするのが外相の本来の仕事のはずだ。なのに、国内向けにはトーンの違う発言をし、外国から疑念を招いている。米国の有力紙ポストン・グローブは社説で麻生発言を紹介し、近隣諸国を挑発する愚かしさを批判した」と述べています。(02/11)
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