ロシア外務省のホームページは11日声明を発表し、「ロシアは中東問題の関係各方面がパレスチナのイスラム原理主義組織(ハマス)と対話を行い、パレスチナ・イスラエル問題を妥当的に解決することを促していく」としています。
声明によりますと、ロシアのラブロフ外相はここ数日、国連のアナン事務総長、アメリカのライス国務長官とEU・欧州連合のソラナ外交・安全保障上級代表と電話会談を行ったとのことです。電話会談で、ラブロフ外相は、「パレスチナとイスラエルが『中東和平ロードマップ』計画を着実に実施し、和平交渉を再開するなら、国際社会はハマスを重要な政治勢力と認め、直ちにハマスと対話を行わなければならない」と述べました。
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