中国国家発展改革委員会が9日発表したところによりますと、2005年に、中国で炭鉱事故が3300件あまり発生し、死亡者の数は6千人近くになっています。

　中国政府は、「現在、炭鉱事故が多発している。これは石炭生産プロセスでの安全問題だけではない。これは石炭市場のニーズが旺盛で、炭鉱が過度に開発され、安全生産知識の不足と安全生産観念の薄さなどの問題が集中的に反映したものだ」と指摘しました。

　伝えられるところによりますと、資金投入を強化し、石炭企業の整備を推し進めることは中国が石炭安全問題を解決する重要な措置になるだろうとのことです。