2日午後までに、中国西北部山西省の左雲県炭鉱で起きた浸水事故による犠牲者数は15人に上り、なおも2人が行方不明となっています。
犠牲者数を確かめるため、救援チームは捜索を続けていますが、坑内での煤塵が1メートル以上も積もっているため、捜索は大きな困難にぶつかっています。
この浸水事故は、去年の12月28日午前に起きたもので、坑内で作業をしていた22人の労働者のうち、助かったのは5人だけでした。左雲県は山西省の主な炭鉱で、毎年の石炭の産出量は約1500万トンとなっています。