EU委員会は8日、古い加盟国が新加盟国に就業市場を開放するよう求めました。
雇用・社会問題・機会均等問題担当のジャピドラ委員は「就業人口の自由な流動は、EUの基本的な要求の一つだ。古い加盟国は、新加盟国の労働力が増えることで自国の失業問題の深刻化に繋がることを懸念しているが、こうした懸念は誇張されている。就業市場の開放は、古い加盟国の失業問題を深刻化させないばかりか、その経済発展にとってメリットがある」と述べました。