レバノン真主党をはじめとする親シリア派の若者が17日、レバノンのアメリカ大使館付近で、デモ行進を行い、アメリカによるシリアの内政干渉に抗議しました。
参加者は駐レバノンのアメリカ大使が直ちにレバノンから離れることを求め、真主党やレバノン領内のパレスチナ武装勢力の武装解除を規定する国連安保理の第1559号決議の履行を拒否し、シリアと「特殊な関係」を保つよう呼びかけています。
レバノンの治安当局はアメリカ大使館付近に千人以上の警察と兵士を配備し、アメリカ大使館へ向かう各道路に障壁を設けましたが、今のところ、デモ参加者と警察の衝突はないということです。
|