中国国務院台湾事務弁公室の李維一スポークスマンは8日、北京で「大陸は、台湾当局指導者の故意の挑発が原因で台湾同胞に対する約束を変えることはない」と表明しました。
陳水扁氏は1月29日、「いまは『国家統一委員会』と『国家統一綱領』の廃止や、台湾の名称で国連加盟を改めて申請する時期になった」と発言しています。
これについて李維一スポークスマンは「これは、陳水扁氏が『一つの中国』という国際社会で普遍的に遵守される原則を公然と挑発し、『台湾独立』の立場を頑固に堅持するものである。陳水扁氏は、両岸関係やアジア太平洋地域の安定を破壊するトラブルメーカーであるということを改めて表している」と述べました。
李維一スポークスマンは更に「両岸関係発展についての大陸側の立場は変わることなく、一貫した、明確なものである。台湾同胞と祖国大陸が力を合わせて、平和安定の方向に沿って両岸関係を発展させていくよう希望する」と述べました。
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