中国の軍事専門家王新俊氏はこのほど、「アメリカの国防評価報告は、両国間の得がたい建設的な軍事関係にはマイナスとなる」と指摘しました。
アメリカ国防総省は3日この四年間の「国防評価報告」を発表し、中国を「アメリカにとっては将来最も脅威となる国」としていますが、これについて、中国軍事科学院の王新俊氏は「アメリカ国防総省のいわゆる『中国脅威論』の真の矛先は、中国の統一事業にある」と述べました。
王新俊氏はまた「中国とアメリカの対抗は、中国自身、ひいて世界にとっても深刻な結果を招くことから、中国はアメリカと対抗しようとは考えていない。アメリカ国防総省のいう『中国脅威論』とは中国の平和な発展に対する打撃であり、地域や世界の事務における両国の信頼と協力を損なうものだ」と強調しました。
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