シンガポールのゴー・チョクトン(呉作棟)上級相は6日、「靖国神社の参拝問題は、日本内部の問題であり、国際的な外交問題でもある」と述べ、「靖国神社の参拝を放棄し、戦没者を慰霊する他の方式を探るよう」日本の指導者に呼びかけました。
シンガポールで開催中の第4回アジア太平洋円卓会議に出席したゴー・チョクトン上級相は、その際、「靖国神社の参拝問題において、アジア諸国だけではなく、アメリカも、日本とは反対側に立っていることから、孤立状態に陥った日本は、現実に基いて判断すべきだ」と強調しました。
「経済の改革を進めている中国は、国内の安定を一大任務としており、経済の発展に集中するため、安定した国際環境を必要としている。したがって、日本との友好関係は続ける」との見解を示しました。
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