1月27日は、「ナチスによる大虐殺犠牲者国際記念デー」ですが、国際社会は当日、さまざまな記念イベントを催しています。
国連のニューヨーク本部とジュネーブ事務所ではこの最初の記念デーにちなんでイベントが行われ、アナン事務総長は、ジュネーブでのイベントに出席し、「このような記念デーを設置する目的は、今の人々、特に青少年に歴史を理解してもらい、大規模な反人類的罪悪行為の再発を効果的に防止するためである」と強調しました。
同日、マルシンキウィッツ首相を初めとするポーランド各界は、アウシュビッツ強制収容所に向かい、収容所の解放61周年を記念しました。
ドイツ連邦議会は27日全体会議を開き、ユダヤ人大虐殺による犠牲者に哀悼の意を示しました。ラモート議会議長は、その際「アウシュビッツの悲劇の再現防止はドイツの責任だ」と述べました。
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