イスラエルを訪問中のドイツのメルケル首相は30日、「ドイツは第二次世界大戦中起きたナチスによる大虐殺に恥を感じる」と語りました。
メルケル首相は30日、ユダヤ人がナチスに殺害されたことを記念するために設立された大虐殺記念館を見学した際、「このことに恥を覚える。申し訳ない気持ちを伝えたい。当時のドイツには素直な人がごくわずかしかいなかった。記念館を見学することは、自分にとって感想の深い体験である」と述べました。
見学が終わったとき、メルケル首相はメッセージブックに、「自分の歴史を認識できる人こそ未来がある」と書きました。
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