このほど、中国文化省は、「川江唄」を中国文化遺産リストの推薦項目に入れることを決定しました。
中国の長江の中で、四川省宜賓市から湖北省宜昌市まで1000キロあまりの部分が「川江」と呼ばれています。「川江唄」とは、船の運転手や岸で船をひく人が、歩調をあわせ、皆を励ますために歌った民謡です。人力船の衰退と業務環境の改善により、川江唄は消滅の危機にさらされています。
現在、関係部門は、川江唄の資料を整理し、川江唄をまだ歌える人の実演を録画して、職人が弟子に唄を伝えるのを奨励しています。また、伝統的芸術と観光を結び付けようと、舞台を設置するなど川江唄を復活させる努力を続けています。
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