WTO・世界貿易機関のラミー総幹事は28日ダボスで、「アメリカ、EU・欧州連合、世界経済フォーラムに参加している一部のWTO加盟メンバーは交渉のプロセスを推し進め、ドーハラウンド交渉は最終の段階に入った」と表明しました。
これはラミー総幹事が当日世界経済フォーラムのあるシンポジウムで述べたものです。ラミー総幹事はその際「ドーハラウンドにはまだ40%の交渉し、協議に達する必要のある部分がある。関係各方面は現実を直視すべきだ」と語りました。農業補助手当てについて、ラミー総幹事は、「EUは市場開放の面で更に譲歩し、アメリカは国内に対する農業補助手当てを削減し、スイスと日本はこの二つの面でも改革すべきだ」と表明しました。
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