WTO・世界貿易機関のラミ事務局長は19日、ジュネーブで、中国がドーハラウンド交渉を促進するために払った努力を高く評価し、「中国はWTO加盟国間で架け橋の役割を果たし、重大な問題での食い違いを縮めた」としました。
ラミ事務局長は中国の記者のインタビューに答えた際、「2001年ドーハラウンド貿易交渉がスタートして以来、中国は交渉に積極的に参加し、また交渉の中で建設的な役割を果たしてきた。中国は自国の利益を守ることに努力すると同時に、加盟国間の食い違いを縮める重要な架け橋の役割を果たしている」と述べました。
ラミ事務局長は更に、「中国はドーハ交渉のために貢献した。従って、今後の交渉における市場開放問題で、合理的な『見返り』を要求しても、その他の加盟国は反対しないだろう」と語りました。
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