環境専門家は23日、ジュネーブで、「地球温暖化による被害がますます大きくなる」と述べました。
100人余りの環境専門家をはじめその他の代表400人余りが出席して23日ジュネーブで地球温暖化シンポジウムが開催されました。WMO・世界気象機関のミシェル・ジャロー事務局長は開幕式で、「去年全世界の炭酸ガス排出量は33%増加し、史上最高に達した」と指摘しました。また、ドイツの大学教授は、「2050年になると、淡水資源の不足が多くの国に影響を及ぼすと同時に、食糧生産の減少、大量の生物種の絶滅をもたらし、人類の健康問題もますます深刻になってくる」と述べました。
5日間にわたって開かれる今回のシンポジウムで、参加者は地球温暖化に対する今後の措置について討議することになっています。
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