ロシア外務省は22日声明を発表し、ロシア南部でのガスパイプライン爆発事件についてのグルジア指導者の言論を非難しました。
この声明は、ロシア側はいまグルジア側の天然ガスと電力使用者の損失減少に努めているが、このような状態の下で、グルジアの指導者がこの事件発生に対し批判的な談話を発表したことを、われわれは"ヒステリー的な道理のない行為"とみなすしかなく、この事件を新しい反ロシア行動における開始の契機としているのである」と指摘しました。
報道によりますと、ロシア南部の北オセチヤ共和国内の二ヶ所のガス・パイプラインが現地時間の22日未明爆発し、ロシアからグルジア、アルメニアへのロシア産天然ガス供給が停止したものです。
グルジアのサーカシビリ大統領は当日、「グルジアへの天然ガスと電力供給を中断することはグルジアのエネルギー系統に対する破壊であり、ロシア側の解釈には納得がいかない」と述べたものです。
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