中国教育省は20日北京で、「中国の53校の大学は、今年から外国からの国費留学生を受け入れ育成していく」と発表しました。これは中国の大学が外国からの国費留学生を受け取ることのはじめての発表として注目されています。
周済教育相は、この件について「現在、中国は世界の留学生の主な流動先となっている。これまでに合わせて170以上の国からの留学生が500校余りの中国の大学で勉強している。これらの留学生は中国政府からの奨学金や自費留学で中国に留学している人々だ」と語りました。
ここ数年、中国に来る留学生の数はほとんど毎年20%の割合で伸びており、2004年から、中国に来る留学生の数は11万人を上回り、また中国政府はこのほど、今年は政府からの奨学金を受ける留学生の数も約1万に増やしていくことにしています。
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