ユニセフ・国連児童基金の高官は27日、北京で記者会見し、中国はミレニアム発展目標のひとつとされている小中学校教育での男女平等を実現できることを信じていると述べました。
その際、サラ事務次官は、「2005年までに、小中学校教育で男女平等を実現し、そして、2015年までに、教育のすべての分野で男女平等を実現するのがミレニアム発展目標の重要な内容である」と指摘した上で、「中国は、この目標に向け、努力しつつあるということで、目標の実現をとても楽観視している」と語りました。
サラ事務次官は、また、中国は東部地区で教育を普及させ、特に女児教育の普及で遂げた進展を高く評価し、ユニセフは中国の遅れている西部地区、特に少数民族と貧困層の人々の教育普及について中国政府と話し合って戦略を制定しているところだと明らかにしました。
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