ロシア外務省は11日、声明を発表し、この日モスクワ中心部で発生したユダヤ教会襲撃事件を強く非難しました。
声明は、「ロシア社会の調和を破壊し、民族と宗教の恨みを扇動しようとした人々の陰謀は実現し得ないものだ。ロシアは引き続き、反ユダヤ主義や外国人排斥を唱える勢力に打撃を与えていく」と共に、負傷者に同情の意を示し、一日も早く回復するよう祈っているとしました。
ロシア連邦会議外交委員会のマルゲロフ議長は11日、この事件について論評を発表し、「過激な民族主義勢力の『スキンヘッド』を容認してはいけない。ここ数年、ロシアでは外国人襲撃の事件が頻繁に発生しており、このような犯罪行為を厳しく取締まらなければならない」と述べました。
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