ロシアとウクライナとの天然ガス紛争の結果に対する不満を表明するためウクライナ最高議会は10日、イエハヌロフ首相をはじめとする現政権の辞職要求の決議を可決しました。
ウクライナ議会は当日会議を開いてこの決議を可決したもので、議会はまた、イエハヌロフ氏新しい政権は成立するまでの首相代行に任命しました。
これを受けて、イエハヌロフ首相は当日、「ウクライナ議会には内閣を辞職させるする権限はなく、議会の可決したこの決議は如何なる法的効力ももたない」と表明しました。
カザフスタンでの大統領の就任式に参加しているユーシェンコ・ウクライナ大統領は当日カザフスタンの首都アスタナで、「ウクライナ議会のやり方はウクライナ憲法に違反している。議会によるこの発表について、ウクライナ憲法裁判所に告訴する」と語りました。
|