イギリスの新聞『ザ・タイムズ』の13日の報道によりますと、アメリカとイギリスは来年3月以降イラクから連合軍を撤退させる可能性がであるということです
この報道は「今週イラクでは、フセイン政権失脚後の初めての議会選挙が行われており、イギリスとアメリカの軍当局は、この選挙を撤兵のシグナルとする」としています。
イギリス国防省のスポークスマンは、「この報道のよりどころは、以前の政府声明である」と言っていますが、撤兵の具体的時期には触れていません。このスポークスマンは、「イラクから次第に撤兵することは、具体的スケジュールに基づくことではなく、情況に基づき決められる必要がある」と述べました。
12日アメリカ国防省のスポークスマンは、「イラク駐留米軍のカセー最高指揮官は、15日のイラク議会選挙後の情勢を評価すると共に、イラク駐留の米軍削減について提案を提出する」と述べました。
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