日本の「朝日新聞」の4日のネット報道によりますと、読売新聞の渡辺恒雄(わたなべ つねお)主筆と朝日新聞の若宮啓文(わかみや よしのぶ)論説主幹がこのほど対談を行なった際、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判しました。
それについて、渡辺氏は、「軍国主義を煽り、礼賛する展示品を並べた遊就館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」と指摘し、また、若宮氏も「『A級戦犯はぬれぎぬじゃないか』という遊就館につながる思想の人たちを喜ばせ、力をつけさせている」と述べ、小泉首相の靖国神社参拝を強く批判しました。
小泉首相の後任について、渡辺氏は「靖国公式参拝論者を次の首相にしたら、もうアジア外交は永久に駄目になっちゃうんじゃないか」と述べました。
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