中国は炭鉱事故の発生数を減らすため、3年内で1.4万もの小型炭鉱を閉鎖する予定です。
これは国家炭鉱安全監督検査局の趙鉄錘局長が3日、中国の黒竜江省の七台河市で明らかにしたものです。
いま、中国には約24000もの小型炭鉱があり、これは石炭生産企業総数の7割を占めていますが、長年来、これら小型炭鉱は資源の浪費状況がひどく、環境に汚染をもたらし、事故が多発しているため、炭鉱の安全に対する脅威となっています。
趙鉄錘局長は、「中国は閉鎖、合弁と再編成などの方式を通じて、3年内に小型炭鉱の問題を解決する。国有炭鉱の生産は小型炭鉱の閉鎖による産出量不足を補充することができるので、これら措置は中国の石炭供給に影響をもたらすことはない」と強調しました。
七台河炭鉱では11月の27日夜、煤塵爆発事故が発生し、100人余りの死亡者を出しています。
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