ロシアのラブロフ外相は26日、「ロシアはOPEC・石油輸出国機構との協力強化を希望する」と述べました。

　これはラブロフ外相が当日、ロシアを訪問中のOPEC議長であるクウェートのファハドエネルギー相と会談した際述べたもので、ラブロフ外相はまた、「ロシアとクウェートは良好なパートナー関係、OPECと良好な協力関係を保っている。2006年サンクトペテルブルクで開催される予定のG8サミットはエネルギー安全の問題を討議する。ロシアは、エネルギー問題でOPECと協力するよう希望する」と語りました。

　これに対して、ファハドOPEC議長は、「ロシアは国際石油市場の安定を維持する面で重要な役割を果たしており、クウェートやOPECと引き続き協力を強化すべきだ」と強調しました。