ロシア外務省は24日、「ロシアが提出したイランのウラン濃縮活動をロシア国内に移して行うという提案は依然として有効である」と表明しました。

　ロシア外務省は当日、公告を発表し、「イラン駐在ロシア大使館はすでに、この提案の正式な本文をイラン側に渡した。この文書の中で、ロシアがこのほどイランに提出したロシア国内でイランとウラン濃縮の合弁企業を設立するという提案は依然として有効であることを改めて強調した」としています。

　ロシア外務省は、「この提案はロシア側が関連各方面がいずれも受け入れられる解決案を求めるために払った貢献で、政治と外交のルートを通じてイランの核問題を解決することにプラスとなる」と指摘しました。