関係部門によりますと、ここ数年来、中国の青少年の間でよく見られる伝染病がほとんど抑制されており、医療条件の改善や医療技術の進歩、国民の健康意識の向上がその主な原因だとされています。
これは、このほど発表された「中国青少年発展報告」が明らかにしたもので、それによりますと、中国の青少年の間では、天然痘やはしか、ペストなどの伝染病の発生がなくなり、都市部の中小学校では、トラコーマや回虫の感染も大幅に減少しました。去年、中国では大規模な伝染病が発生せず、はしかやインフルエンザなど数種の伝染病が一部の地区で流行しただけでした。
現在、中国では、ほぼ完備した予防と治療制度が確立され、青少年に対して、はしかの接種や小児麻痺を撲滅する免疫活動、インフルエンザの予防と抑制活動が大いに行われています。
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