香港でWTO・世界貿易機構第6回閣僚級会議に参加している中国の薄煕来商務相は14日、「中国は、WTOの新しいメンバーとして、多国間貿易システムに大きく貢献した」と明らかにしました。

　この中で、薄煕来商務相は、「中国はWTO に加盟してからこの4年来、工業製品と農産品の関税を大幅に引き下げ、100余りのサービス貿易の部門を開放し、今年年に6000億ドルの貨物を輸入し、世界のために大きな市場を作ったほか、貧しい国々の2004年の末までの債務を免除した」と述べました。

　薄煕来商務相は更に、「世界貿易の自由化を推進する中で、すべての発展途上国メンバーに特殊な優遇政策を与えるべきである。中国は、先進国メンバーの各種の輸出補助の廃止を断固支持する」と表明しました。