中国国家環境保護総局の周生賢局長は10日、「中国環境観測部門の連続的な観測で、松花江汚染水体の中のベンゼンの濃度が既に大幅に低下したことが分かった」と発表しました。
周生賢局長は、「松花江汚染物の濃度が大幅に低下したことを鑑み、今後は観測をさらに強化し、松花江沿岸の人々の飲用水の安全を確保し、活動の重点を生態への影響評価に移すべきである」と述べました。
11月13日、中国東北吉林市内のある化学工場で爆発事故が発生しました。この事故で大量のベンゼンが松花江に流れ込み、重大な環境汚染事件を引き起こしました。現在、この事件による危害はほぼ抑えられました。
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