中国の一チームが7日、ロシアに赴き、東北地区ウィ流れる松花江の汚染情況をロシア側に通報しました。

　中国外務省の秦剛スポークスマンは7日北京で、「このチームは、中国国家環境保護総局などの関係部門の代表からなり、ロシア側に松花江汚染情況を通報し、中国側が汚染減少に向けての継続的に措置を講じてきたことを説明した後、「ロシア側と共に努力し、一日も早く汚染によってもたらされた被害を解消したい」と述べました。

　現在、松花江汚染は、中国黒竜江省の松花江下流にある都市、佳木斯に近づいていますが、ロシア政府の二人の環境保護技術者が佳木斯で中国の担当者と共に観測とサンプル収集を行っています。この二人は、中国政府の松花江汚染事件に対する積極的な対応措置に満足の意を表しました。