アフガニスタンのマスード第1副大統領は3日、カブールで、中国の武大偉外務次官と会見しました。
マスード副大統領は会見の中で、「アフガニスタンの政治プロセスは順調に進展し、安全情勢も好転している。現在の急務は経済を発展させ、人民の生活を改善することである。中国の経験はアフガニスタンにとって重要な参考となる意義を持っている」と述べました。
また、マスード副大統領は、中国政府と人民の援助に感謝の意を表し、「アフガニスタンは対中関係を非常に重視し、経済貿易、農業、交通、エネルギー、資源開発などの分野における実質的な協力を強化するよう希望する」と強調しました。
これに対し、武大偉外務次官は、「中国とアフガニスタンは近隣であり、両国人民の交流は長い歴史がある。中国はアフガニスタンとの関係を重視し、現在の基礎の上で両国関係の全面的な発展を推し進め、またアフガニスタンの平和再建プロセスで積極的な役割を発揮したい」と述べました。
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