国連麻薬と犯罪問題弁公室は23日ニューヨークで報告を発表し、「去年と比べて、アフガニスタンのケシの栽培面積が21%減ったものの、アヘンの生産量はわずか2%しか減らなかった。アフガニスタンは相変わらず世界一のアヘン生産国だ」と述べました。
この報告では、「アフガニスタン政府の努力で、今年ケシを栽培する農民の人数とその栽培面積も大幅に減少した。しかし、今年アフガニスタンのアヘン生産量は依然として高く、世界の総生産量の87%を占めている」としています。
国連は、「ケシ栽培の取締を強化し、農民がケシの栽培を中止するために、効果的な支援を提供するよう」アフガニスタン政府に呼びかけました。
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