中国の唐家セン国務委員は26日北京で、北米・西ヨーロッパ・アジア太平洋の三極委員会と中国国際関係学会の共同主催によるアジア太平洋グループ会議に出席する各国の代表と会見しました。
唐家セン国務委員はその際、「関係各方面は三極委員会という重要な場を利用して、国際問題と地域問題について踏み込んだ意見交換をし、相互理解を増進するよう期待する」と述べた上で、東アジア協力問題に触れた際、唐家セン国務委員は、「東アジアの協力を深めるには、互いに促進し合い、共同発展を図るべきだ。また、ASEAN・東南アジア諸国連合の主導的役割を引き続き支持していくと同時に、東アジアの協力のオープン的な性質を終始保っていくべきだ」と指摘しました。
尚、三極委員会は1973年に発足されたもので、北米、西ヨーロッパとアジア太平洋の三つの地域にある先進国の非政府関係有識者により結成された有名な政策協調機関です。
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