河南省登封市の嵩山には、仏教・道教・儒教の遺跡が豊富に存在する。周囲7キロメートル以内に、禅宗の開祖であり「天下第一の名刹」といわれる少林寺や、中原地区最大の道教の聖地・中岳廟、宋代の4大書院に名を連ねる嵩陽書院などがあり、仏教・道教・儒教の文化を代表する建物として国内外で有名だ。この3宗教が1カ所に集まるという独特の光景は、中国の名山の中でも他にはない。
写真(1):少林寺の中にある、同寺の開祖・菩提達磨の石像
写真(2):仏事を行う道士=中岳廟
写真(3):儒学者の服に身を包み、観光客の前で楽曲を演奏する少年少女=嵩陽書院
写真(4):少林寺の境内で一緒に座禅を組む僧侶、道士、儒者
「人民網日本語版」
|