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第33回国際エミー賞が21日、米国ニューヨークで発表され、中国の若手女優何琳が、テレビ映画「為奴隷的母親(奴隷である母親)」でみせた優れた演技を評価され、最優秀女優賞を獲得した。中国から国際エミー賞受賞者が出るのは初めて。
「為奴隷的母親」は、20世紀前半の左翼作家・柔石の同名の小説を翻案した作品で、中央電視台(中央テレビ、CCTV)が出品した。何琳は、貧困階層出身で気立ての良い中国の女性・阿秀が、20世紀初頭の中国でたどる悲惨な運命を見事に演じた。
何琳は1997年に、「牽手(手をつなぐ)」の夏暁氷役を見事に演じ、中国テレビ金鷹賞を受賞している。
「人民網日本語版」
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