中国の科学調査船「大洋1号」は、南アフリカ時間の23日14時にケプトン港を離れてインド洋に向かい、中国初のインド洋調査活動を始めました。
「大洋1号」の首席科学者郭世勤氏は、「インド洋での調査活動は40日間余り続き、航行距離は6000海里を超える見込みだが、今回調査の目的は、海底熱液硫化物と熱液生物のサンプルを採り、インド洋の地質、地球物理と地球科学の背景を総合的に調査し、新しい熱液異常地区を発見し、今後インド洋熱液硫化物資源を調査するために基礎的な資料を積み重ねることにある」と語りました。