中国の陳至立国務委員は20日、科学技術従事者が自主的開発力の向上に力を尽くし、中国を創造型国家に建設するよう希望しました。
中国科学技術協会2005年学術年次総会が当日、中国西北部のウルムチ市で開かれました。開幕式で、陳至立国務委員は、自主的な開発は構造の不合理性や粗放な増加方式など国民経済の重大ネックとなっている難題を解決する必然の選択であり、また、鍵となる技術を掌握し、国の競争力を強める措置でもあるとしています。また、政府はこれから、科学技術体制の改革をより一層推し進め、自主的な開発を奨励する政策と措置の作成を急ぎ、「科学教育強国」及び「人材強国」戦略を確実にしていくと表明しました。
今回学術年次総会のテーマは「科学発展観及び資源の持続可能な利用」とされ、6700名余りの科学技術従事者が会議に出席したということです。
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